ブラジル森林製品の出荷に特化する港湾ターミナルPortcelは、Fibria社(51%)、Cenibra社(49%)が共同で運営しているが、このほど30年強の運営期間を経て、この1月で通算9千万トンの輸出向けパルプ出荷数量を記録した。記念すべき出来事は、1月27日出港したFibria社のパルプ51,500トン米国Arthur港Mobile港向けMV Brassiana号によって達成された。ブラジル南東部Espirito Santo州Barra do Riachoに位置するPortcelはパルプ取り扱いでは世界で最も効率の良い港とされている。同ターミナルの仕事量は平均1日1出荷当たり24,000トンとされている。同ターミナルによれば、世界でも有数の仕事量を誇ると言われる米国Baltimore港とオランダFlushing港でも1日当たりの出荷量は各々16,000トン、18,000トンであるとしている。
3月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ