イタリアのZago一族が所有する、同国大手のコンテナーボード、段ボール原紙、パッケージ・メーカーであるPro-Gest社は、このほど廃品回収業者であるLevio Loris社の競売に於いて同社の各種ライセンスと設備の取得に成功したことが分かった。当該の競売は、今週破産管財人の指定官庁に於いて開催されたもの。Pro-Gest社の最初の投資額は2百万ユーロで、競売で落札した機械設備および約8千平米の建物購入費用となる。同社としては、なるべく早急に業務をスタートさせたい意向。ZagoグループCEOによれば、Pro-Gest社の全生産工程に必要な原材料となる廃品(最重要は古紙)の回収というサプライ・チェーンの初期部分の強化が、同グループの今回の動きの目指したところであるとしている。
3月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ