イタリアのコート紙メーカー大手Burgo社の経営陣は、同社Avezzano工場とDuino工場で保有する停機中の2機を再生コンテナーボード生産用へ改造する方向でプロジェクトに取り組んでいることが分かった。これらの生産ラインを活用してパッケージ分野へ参入することは既に公表済みであったが、今回同社は具体的な生産能力の査定にまで踏み込んで提示しているもの。同社代弁者によれば、当該の2ラインはいずれも幅5,400㎜で、改造を施すことによって再生コンテナーボードの生産能力は合計で年産40万トンとなると試算している。ただし最終的に、同プロジェクトに関し同社取締役会での審議と決議が残されていることもあり、当面これ以上の情報開示はない模様。
3月17日RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ