米国2月の段ボール・カートン出荷はわずかに数字を上げた程度であったが、2月のコンテナーボード在庫量は1月の急増から6万1千トン減少したことが分かった。しかしながら、メーカー各社は減産を実施する様子もなく、現状の工場稼働率は95%と前月と同水準で推移している。2月としては、例年以上の減少をみせた在庫水準であるが、2月の在庫量としては11年ぶりの高水準を示しており、しかも同月の10年平均を11%超えているとしている。市場アナリストによれば、コンテナーボードすべての品種で値下がりしていることから、米国国内市場は明らかに供給過剰の状況に陥っているとしている。
3月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ