PPPC(Pulp and Paper Products Council)発表の最新統計によれば、2月の世界パルプ出荷量合計は前月の約363万トンから7.5%増加して約390万トンとなった。また、前年同月の約372万トンからも5.1%増と数字を伸ばした。内訳をみると、NBKPは前月の約186万トンから約184万トンへ微減となったものの、LBKPは前月の約165万トンから当月の約194万トンへ急増した。一方、2月末の世界全体のパルプのメーカー在庫は、38日分(NBKP:31日分、LBKP:45日分)で前月末より1日分少なく、また前年の2月末からも1日分の減少となった。好調な出荷に影響を受けた形で、パルプ業界の工場稼働率も95%と稼働率を上げている。
3月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ