Lee & Man Paper Manufacturing社(理文造紙)は、ティッシュ部門での増産を加速させており、中国南西部の直轄市重慶の同社工場に年産6万トンのティッシュ・ライン4機を導入する計画であることが分かった。同社はこのほど当該6万トンのライン2機の契約をValmet社と取り交わした。フィンランドを本拠とするValmet社によれば、両ラインともに紙幅5,600㎜で設計スピードは分速2,000mとしている。今回の購入契約に先立って、理文造紙は既に昨年の時点で6万トンのライン2機のValmet社への発注を終えていた。4機ともに稼働時期は今年末を見込んでいる。いずれのラインもトイレット紙、フェイシャル向けのティッシュ用にバージン・パルプと晒竹パルプを原料とする模様。
3月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ