中国の東莞を本拠とする金田紙業は、四川省濾州市に位置する同社新工場に於いて、合計年産30万トンの生産能力を有する3機のチップ・ボール新ラインで試運転を開始したことが分かった。いずれのラインも性能に安定がみられる状態になれば商業生産に移る見込みとしている。3機のラインともに紙幅は3,400㎜となっているが、供給会社名については開示されていない。当初、昨年中には稼働をスタートさせる計画であったが、プロジェクトの進行が遅れたものの、遅延の理由は明かされなかった。市場関係者によると、現在の中国の経済低迷状態にあって、この様な遅延は最早当たり前となってきたとしている。
3月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ