ロシアの連邦反独占庁は、同国の紙パルプ・メーカーArkhangelsk PPM社(APPM社)が同社NBKPへの独占価格形成に関与したとする嫌疑を無実として、このほど証明したことが分かった。2015年初頭に当該調査に入っていたもの。同庁監視官によれば、独占禁止法違反にあたる証拠は不十分であるとして、APPM社に対する訴訟を全面的に取り下げたとしている。様々な論拠と証拠を検証した結果、2015年にロシアのNBKP市場へ新規参入したMondi Syktyvkar社を考慮しても、その他の複数国内メーカーが支配した市場シェアは大きく変貌したとして、今回の結論に至ったとしている。
4月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ