スウエーデンのBillerudKorsnas社Skarblacka工場が、5月16日から約10日間の予定で保守点検整備の為、紙パルプの生産を止めることが分かった。同社代弁者によれば、今回の休転に掛かる費用は約9千万スウェーデンクローネ(1千1百万米ドル)としている。また、保守休転に掛かる費用は、主に休転による逸失生産量が最も大きく、また保全維持や時間外労働の為の固定費に加え、再稼働時に増加する消費電力費用などの変動費で形成されていると付け加えている。Skarblacka工場は、クラフト紙とコンテナーボードを年間約40万トン生産しており、更に晒/未晒クラフトパルプも年産40万トン、セミケミカル・パルプも年産7万トンで生産している。
4月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ