山東省を本拠とする太陽紙業は、このほど紙おむつ分野への事業拡大を目指し、4月末もしくは5月初旬までには国内向けに製品を上市する計画であることが分かった。3月、同社は日本製紙の子会社であるクレシアと同分野での提携を結ぶ契約を取り交わした。クレシアは紙おむつ生産に於いて輝かしい経歴を有しており、Suyappyと名付けた乳幼児向け紙おむつの新製品を開発した。契約によれば、太陽紙業は中国市場でのSuyappy製品のマーケティングおよび販売の責任を負うことになっている。同社は今後の業績向上に向け、数年のうちに同ブランドの製品群の更なる充実に取り組むとしている。また、同社は紙・板紙分野での利益を全体の40%まで引き上げる戦略をとっている。
4月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ