中国の今年1月~2月の古紙輸入量は、2月の長い春節休暇を要因として落ち込んだことが分かった。中国の各製紙メーカーは、昨年10月頃に既に大口の発注を出しており、春節期間の休転を前に輸入古紙の在庫を積み増ししていた。この注文品が12月に到着したことで、12月の輸入量は前月比23.0%急増し、数量は約277万トンへ跳ね上がったとしている。その為、それ以降中国メーカーが発注量を大幅に絞ってきたことで、1月の輸入量は前月から15.8%急減の約233万トンとなった。また、2月も引き続き前月比15.8%急落しており、200万トンを切り、約195万トンに終わった。ただし、1月~2月の古紙輸入量累計は約429万トンで、前年同期比の約412万トンより3.9%増となった。
4月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ