韓国の上質紙メーカー大手のMoorim Paper社が、今年6月1日以降に年間12万~15万トンの減産に取り組むと公表したことが分かった。同社は合計で年産120万トンの生産能力を有する3工場を保有しており、そのうち年産60万トンのJinju工場で減産を図る予定としている。生産量を削減する品種は、主に上質紙やコート紙系の廉価市場向けのアイテムとしている。一方で同社は引き続き同社の主力市場での事業に専念、より良い収益を見込める産業用紙、特殊用紙に注力していくとしている。
4月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ