広東省南部に位置する東莞市に於いて、老朽化設備廃棄キャンペーンで昨年中に53の紙・板紙工場が閉鎖となったことが分かった。同市の環境保全当局がこのほどその数値を公表した。目標となっていた54工場のうち53工場が閉鎖となった。唯一、保留となっているのはDongguan Hongye Paper社のみであるが、同工場も今年中には閉鎖となる模様。ただし、未払負債などその他の案件が遅延しているが、引き続き当局から早急な閉鎖を督促されている。このキャンペーンは産業汚染対策に取り組む都市計画の一環である。東莞市では年産20万トン以下の板紙工場と、同じく5万トン以下のティッシュ工場の閉鎖を命じていたもの。
4月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ