EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、2月欧州の新聞用紙・塗工/非塗工中質紙などの出荷量は前年同月比で依然として軒並み下回ったものの、SC紙が健闘をみせている。新聞用紙の出荷量は629,000トンで、前年同月比0.5%減少、そのうち域外輸出向けは同3.7%伸びて123,000トンであったが、域内向けでは同1.5%数字を落として506,000トンであった。一方、SC紙では同10.7%大きく数字を伸ばし319,000トン、そのうち欧州域内での出荷量でも同9.0%増の272,000トンだったが、欧州域外輸出向けでも同21.1%激増の48,000トンとなった。また、塗工中質紙では合計530,000トンで前年同月比2.3%減、そのうち域外輸出向けは同10.1%減の97,000トン、欧州域内向けでも同0.4%微減で434,000トンに終わった。
4月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ