PPPC(Pulp and Paper Products Council)発表の最新統計によれば、3月の世界パルプ出荷量合計は前月の約386万トンから13.4%急増して約437万トンとなった。また、前年同月の約416万トンからも5.2%増と数字を伸ばした。内訳をみると、NBKPは前月の約186万トンから約201万トンへ増加となったことに加え、LBKPも前月の約187万トンから当月の約220万トンへ急増した。一方、3月末の世界全体のパルプのメーカー在庫は、38日分(NBKP:30日分、LBKP:46日分)で前月末より1日分少なく、また前年の3月末からは2日分の増加となった。好調な出荷に影響を受けた形で、パルプ業界の工場稼働率も99%と稼働率を上げている。
4月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ