ロシアの製紙産業協会Bumpromが、価格操作の疑いで同国独占禁止監視機関であるFASの査察を受けていることが分かった。FASの代弁者によれば、先週、FASはBumpromの抜き打ち査察を実行し、更に当局も不特定の製紙メーカー数社の社屋を強制捜査する準備を整えているとしている。加えて、Bumpromのメンバーである製紙メーカー数社は会議を開催し、紙の価格操作に関し協議した疑いがあるとしたが、調査対象となる具体的な価格や紙の品種に関しては言及していない。FASによれば、5月の初旬には査察の結果が判明することを目指しているとしている。
4月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ