米国森林紙製品協会が公表したところによると、2015年の米国での再生用古紙回収率が消費量の66.8%に達したことが分かった。同協会CEOによると、産業界の尽力、自発的行為、市場主導型の回収システムに加え、日常的にリサイクルに取り組んだ国民の意識が、同国の紙再生を継続的に高いレベルへ引き上げることに寄与した成果であるとしている。年間の同国古紙回収率は1990年と比較すると約2倍へ伸びたが、古紙産業界は2020年までに70%を超えるとの目標を設定したとしている。
5月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ