南米アルゼンチンの北東部Corrientes州に、年産35万トンの生産能力を有する総合パッケージ紙工場が新設されることが分かった。現時点では具体的な投資家名は公表されていないが、同国紙パルプ協会(AFCP)によれば、同プロジェクトは確実に進んでいるとしている。フィンランドの技術コンサルティング会社Poyry社とアルゼンチンのAgroforestal Obera社の幹部が近々プロジェクト内容説明の為、Corrientes州政府代表団と面談する予定。同工場はパイン材を使用してN材パルプを生産する計画で、Ituzaingo市に新設される模様。同工場建設プロジェクトは、当初AFCPと同国森林協会が推進するが、途中から民間企業が引き継ぐものと思われる。
5月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ