米国の最新の産業統計によると、同国のカートン出荷量は緩やかな伸びにとどまり、コンテナーボード在庫量の季節要因による平均的低下を下回った。米国カートン協会の報告によれば、4月のカートン出荷量は約311億平方フィートで前年同月比0.2%の微増にとどまった。また、1月~4月のカートン出荷量累計は実質ベースで前年同期比1.1%の微増、この数字は週平均では当月の出荷稼働日が1日多かったことを調整すると、同0.1%微減となるとしている。一方、4月末コンテナーボードのユーザー在庫量は前月末比1万2千トン減となったものの、過去10年の4月末在庫量の平均からは約5万9千トン減となっている。在庫量の4月末全体は約266万トンで、過去10年の4月末在庫量平均約234万トンより13.6%多い。
5月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ