オランダのティッシュ・メーカーであるVan Houtum社が、同国南部に位置する同社Swalmen工場に於いて、このほど新たな目玉商品を加えた。4月末、同社は飲料用紙器を原料としてトイレット紙と紙タオル生産を可能としたいわゆるOmnipulperという新たな生産ラインの正式な披露セレモニーを開催した。同社役員によれば、今回のプロジェクトは同社の生産に欠かせない原料として、将来的に古紙の調達難に先んじた大型の戦略的投資であるとしている。同社の調査段階に於いては、代替原料の候補として飲料用紙器古紙と象草(Elephant Grass:チカラシバ)に行きついたとしている。同社代弁者によると、同社は既に今年初頭から飲料用紙器古紙をティッシュ生産用として使用している。
5月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ