北米紙パルプ製品評議会が発表した最新の統計によると、新聞用紙の需要は3月前年同月比で5.2%減と一桁減少に止まったものの、北米4月は同10.3%減と大幅に落ち込んだ。また、今年1月~4月の新聞用紙需要は前年同期比平均約6%減となっている。一方、北米の1月~4月新聞用紙出荷量は前年同期比5.9%減となっているが、カナダ向けの出荷の同13.5%低下を米国内出荷の同4.3%減でやや緩和している状況。同4ヶ月間の輸出向け数量は同3.7%減であった。また、4月末のメーカー在庫量合計は前年同月末より18.3%減となったが、同月の工場稼働率は90%と低いレベルを継続している。
5月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ