チリを本拠とするMasisa社のブラジル子会社Emprendimentos Florestais Ltda. (EFL社)は、5月2日ブラジルKlabin社へ同社所有のブラジル森林地と生物学的資産を2千10万米ドルで売却することで契約を取り交わしたことが分かった。EFL社によると、本取引は経済擁護行政委員会(CADE)の承認を必要としている。Masisa社によれば、本取引が実現すれば約740万米ドルの利益を創出し、償却前利益でも約1千3百80万米ドルを見込んでいるとしている。Klabin社によれば、Masisa社の森林は同国南部Parana州に位置する同社Monte Alegre工場とOrtigueira工場から約70㎞にあり、これによって同2工場と森林の距離を短縮することができるとしている。一方、同社は工場から300㎞以上離れた同州Guarapuavaの所有森林を売りに出している。
6月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ