ジャマイカの独立系段ボール原紙メーカーであるCorrpak社が、同社の収益向上を狙って増産体制を組み、今後中米向けの輸出にこれまで以上に力を入れる計画であることが分かった。同社会長によれば、同社はこれまで国内市場での拡販に注力してきたが、今後は北米ではなく優先的に開拓すべき大市場として、スリナム、ベリーズ、ドミニカ、キューバなどの諸国向けに積極的に輸出を仕掛けるとしている。同社は現在、地方証券取引所への上場を検討しており、今年第4四半期には1百万米ドルの新規株式公募する計画を持っている模様。同社によれば、現在同社の生産する月間70万カートンのうち5%が輸出向けとなっているとしている。首都キングストンに位置する工場では、生産能力は月産100万トン、従業員は約100人。
6月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ