メキシコの年間統計によると、同国の2015年の紙生産量は前年比6.8%増加して497万トンであった。紙の国内消費量も上昇し同6.8%増の767万トン、輸入量は同6%増の255万トン、一方輸出量は同2.3%減少して約20万トンに終わった。昨年、メキシコは合計340万トンのパッケージ紙を生産、そのうち290万トンがクラフト紙とコンテナーボードで50万トンが箱用板紙であった。また、ティッシュ紙の生産は110万トン、73万トンのグラフィック紙、4万4千トンの特殊紙を生産した。パルプ生産をみると、N材・L材パルプ合計で前年比18.1%増の13万6千トンとなった。パルプ輸入量は同1.2%増の86万トン、またバージンパルプ消費量は99万トンであった。
6月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ