フィンランドを本拠とするStora Enso社が、成長著しい衛生用品市場での需要増に合わせ同社スウェーデンSkutskar工場のフラッフパルプ増産へ2千6百50万ユーロを投資する計画であることが分かった。このプロジェクトによって、同工場のフラッフパルプの生産能力は年間16万トン増加し、その利益性と長期競争力が強化されることになるとしている。ただし、2018年以降は同工場のN材パルプ生産量は同量の16万トンが削減される見込みとなっている。今回の投資プロジェクト完了後の同工場のフラッフパルプ生産能力は合計で41万5千トンとなる。この新たな増産体制構築の完了は2018年第2四半期を見込んでいる。
6月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ