リトアニアのGrigeo Grigiskesグループ傘下にあるGrigeo Klaipedos Kartonas社は、このほど同国西部Klaipedaに位置する同社工場の板紙ライン改造の契約をVoith社と取り交わしたことが分かった。今回の近代化プロジェクトで目指すところは、生産能力を30%引き上げることに加え、品質向上を図ることにあるとしている。Voith社は、ワイヤー・セクションの改造と乾燥工程の駆動部分入れ替えを行なう模様。2016年第3四半期には改造作業が終了する見込みとしている。改造後の同コンテナーボード・ラインは、OCCを原料とする中芯原紙とテストライナー年産13万トンの生産能力を有し、米坪範囲は90g~200gが可能となる。
6月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ