チリ森林協会が公表した最新の統計によると、同国の1月~4月のパルプ輸出量は前年同期比10.5%大幅増の158万トンとなった。このうち、晒ユーカリパルプの輸出量は720,232トンで前年同期比8.7%増であった。一方、晒ラジアタパイン・パルプ出荷量は709,771トンで、同14.2%増となり、そのうち輸出向けが同2.7%増の152,946トンとなっている。この4ヶ月の晒パイン・パルプの輸出量のうち、約80%がアジア諸国主に中国・台湾・韓国・日本向けとなっている。輸出晒ユーカリパルプの最大仕向国も中国で、全体の27%を占め、その次はオランダ・韓国が同じく17%で追随している。
6月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ