EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、4月欧州の新聞用紙・塗工/非塗工中質紙などの出荷量は前年同月比で依然として軒並み下回ったものの、SC紙出荷量が回復をみせている。新聞用紙の出荷量は639,000トンで、前年同月比6.9%減少、そのうち域外輸出向けも同9.6%減の120,000トンであったが、域内向けでも同6.2%数字を落として519,000トンであった。一方、SC紙では同2.5%数字を伸ばし312,000トン、そのうち欧州域内での出荷量では同3.8%増の262,000トンだったが、欧州域外輸出向けでは同3.8%減の50,000トンとなった。また、塗工中質紙では合計496,000トンで前年同月比7.5%減、そのうち域外輸出向けは同15.5%大幅減の111,000トン、欧州域内向けでも同5.0%減で385,000トンに終わった。
6月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ