中国の山東華泰紙業(Shandong Huatai Paper)は、現在山東省日照市にあった同社工場を現在地から南方へ20㎞離れた経済発展特区への移転を進めていることが、同社が発行した最新の環境影響評価報告書から分かった。同工場は日照市Ju県に1969年に創設されたものの、現在では生産現場と商業地区・住宅地が隣接することとなり、もはや紙パルプ生産に適した地ではないと判断したとしている。同工場はクラフト紙ライン3機を保有し、年産合計6万5千トンの生産能力があり、またN材パルプ年産6万8千トンの能力もある一環工場であった。生産されたパルプは、同じく山東省東営市に位置する同社の旗艦工場にも出荷されていた。従業員数は約1,000人。
6月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ