米国の最新の産業統計によると、6月の米国製造業部門はその経済活動が4ヶ月連続で拡大となったが、産業界全体でみると85ヶ月連続で成長を維持している。米国6月のPMI指数は53.2%で前月の51.3%からは1.9%ポイント増となり、製造業は活気が回復気味となっている。また、6月の製造業新規受注指数は前月の55.7%から1.3%ポイント微減の57.0%、一方、製造業生産指数は52.6%だった前月より2.1%ポイント上げて54.7%となった。また製造業雇用指数は前月の49.2%から1.2%ポイント増えて50.4%となった。原材料在庫指数は前月の45.0%から3.5%ポイント増の48.5%、物価指数は前月の63.5%から3.0%ポイント下げて60.5%であった。縮小から拡大に転じて4ヶ月、米国製造業部門の経済活動はほとんどの分野で緩やかながら上昇傾向となっている。
7月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ