米国を本拠とするValspar Corporation社は、アジア・パシフィック諸国での食品・飲料用パッケージ製品の需要拡大に合わせシンガポールの同社生産拠点の生産能力増強を行なっていると公表した。2017年には増産体制が整う見込みとしている。同社関係者によれば、現在同社は力強い成長を実感しており、最近中国拠点でも実施した増産体制と連動して、今回の増産は急増する市場の需要に継続的に対応し同社の地位を確立するものであるとしている。同社は、特に金属コーティング・パッケージの分野では世界でも主導的な企業であり、政府機関、産業界、消費者は高機能商品に益々興味を寄せているが、同社はその商品の供給体制が整ったとしている。
7月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ