中国の製紙大手太陽紙業は、このほど山東省Zoucheng市の開発地域に於いて、再生コンテナーボード年産50万トンの新ラインを稼働させたと発表した。31号機となる同ラインは、抄き幅6,660㎜で設計スピードは分速1,200m、テストライナーの米坪範囲は110~250gとしている。上海を本拠とする紙パルプ・メーカーである同社は、2015年3月に同プロジェクトへの出資として私募債によって、全投資額である24億人民元のうち約10億人民元を計上していた。31号機に引き続き、全く同じ仕様の同じく年産50万トンのライン32号機も今年の8月から中芯原紙を生産する計画となっている。いずれのラインもVoith社製。
7月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ