Lee & Man Paper Manufacturing(理文造紙)は、広東省東莞市に位置する同社工場をその地から撤退させ北方の湖南省へ移転する計画は現時点ではないと、明確に否定した。今回、移転の否定を公表せざるを得なくなった経緯は、同社が同地での生産事業を湖南省Chenzhou市工業団地へ移転させるといったニュースが広く流れたことに起因している模様。移転の風評は、東莞市政府当局が紙パルプ産業をターゲットとして水質・大気汚染の防止政策を厳しくしつつあることに対して広まったものとされている。また、7月5日付のChenzhou市現地紙では、同工業団地の代弁者が同地への移転を計画している複数企業名に理文造紙もリストアップしたことも重なった。
7月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ