インドのNirvikara Paper社は、同国Maharashtra州Ambivaliに位置する同社折りたたみ箱用板紙工場で、このほど新たな年産6万3千トンの板紙ライン稼働開始によって、その生産能力が倍増することとなった。これまで同品種を年間6万トン生産していた同工場は、6月初旬に同国環境当局より承認を得た為、当該の新ライン稼働開始に至ったもの。同ラインはその生産能力を当初年産6万トンを想定しており、昨年末には操業をスタートする予定であったが、同社はこの遅延の理由を明らかにしていない。また、同ラインの供給会社はスペインの匿名企業となっている。このライン購入に当たっては欧州中央銀行と同社の前のオーナーであるBalkrishna Industries社が購入資金1千万米ドルを融資しているとしている。
7月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ