浙江省のYongzhengホールディングスが導入を予定している新たな再生コンテナーボード・ライン2機、年産合計60万トンの稼働開始が遅延していることが分かった。浙江省阜陽市に位置する同社工場では、今も依然設置工事が続けられている。同社の契約内容をみると、同2ラインは当初2015年第4四半期には稼働する見込みとなっていたものの、現在、稼働は2016年末まで先送りされる模様であるが、遅延理由については同社は開示を拒否している。ラインの供給会社はChina Paper Machinery社で、両ラインともに抄き幅5,650㎜となっている。1号機、2号機となる両ラインは、前者が再生ライナーボード年産35万トン、後者が再生中芯年産25万トンの生産能力となっている。
7月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ