米国の最新の産業統計によると、7月の米国製造業部門はその経済活動が5ヶ月連続で拡大となったが、産業界全体でみると86ヶ月連続で成長を維持している。米国7月のPMI指数は52.6%で前月の53.2%からは0.6%ポイント減となり、製造業はやや活気を欠いた状況となっている。また、7月の製造業新規受注指数は前月の57.0%から0.1%ポイント微減の56.9%、一方、製造業生産指数は54.7%だった前月より0.7%ポイント上げて55.4%となった。また製造業雇用指数は前月の50.4%から1.0%ポイント減って49.4%となった。原材料在庫指数は前月の48.5%から1.0%ポイント増の49.5%、物価指数は前月の60.5%から5.5%ポイント下げて55.0%であった。縮小から拡大に転じて5ヶ月、米国製造業部門の経済活動はほとんどの分野で景気好不調の分岐点である50%を挟み、一進一退の傾向となっている。
8月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ