フランスのRossmannグループの傘下にあるSical Lumbres工場で、コンテナーボード年産4万5千トンの1号機でプレス工程の高性能化へ大規模な改造が済んで、このほど操業を再開したことが分かった。イタリアのToscotec社が改良工事を担当したが、今回の目的はプレス乾燥能力の強化、ライナー表面の印刷適性向上、ライン操業性の向上を目指したもの。Toscotec社によれば、同ラインは既に目標としている品質の生産を達成しているとしている。なお、今回の契約金額は公表されていない。同工場は、米坪範囲100g~220gの再生コンテナーボード最大年産能力4万5千トンで、更に段ボール原紙年産1億2千万平米の生産能力も有している。
8月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ