7月29日、ドイツのNorth Rhine-WestphaliaのMendenに位置するTonnesmann & Vogel社の製紙工場に於いて火災が発生したことが分かった。現地消防署によると、電動モーター部分から出火があり、午前11時頃出動の要請を受けたとしている。出火した作業スペースが狭く、また大量の煙によって消火活動が妨げられた為、更なる支援部隊の出動も要請された。午後1時頃に鎮火した。同社代弁者によれば、この事故によって同工場の生産は数日間停止となったが、翌週半ばからすべて復旧し操業は再開されているとしている。今回の火災による損害額の初期試算では、5万ユーロ内外ではないかと推察されている。RISIのデータベースでは、同社は100%再生繊維使用の特殊紙年産2万トンの生産能力がある。
8月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ