インドTelangana州Bhadrachalamに位置する同国ITC Limited社紙パルプ工場へ新たなBCTMPライン導入の計画に遅延が発生している模様であることが分かった。Andritz社が日産300トンの同ライン納入業者として選定されており、当初今年の第3四半期には稼働を見込んでいたものの、同社の最新の報告によれば、同国の会計年度(4月~翌月3月)での下半期(今年10月~翌3月)での稼働にズレ込むであろうとしている。同社はこの遅延の理由を開示していない。現在、同工場は印刷・筆記用紙とパッケージ紙など合計で年産58万トンの生産能力がある。一方、同工場の板紙ライン1号機が増産に向けてフィンランドの機械メーカーValmet社により、改造されることも公表された。
8月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ