最新の産業統計によれば、米国7月の工業生産高指数は6月に前月比0.4%微増となった後、7月も引き続き前月比0.7%の微増となった。今回の増加は、2014年11月以来もっとも高い指標となった。7月の製造業では前月比0.5%微増で、これは2015年7月以来の高い指標である。水道光熱費分野の生産高は前月から2.1%増となったが、今年7月は例年より暑かった為、エアコンの使用が増えたことが要因となった。鉱工業分野では同0.7%微増となったが、これは2014年12月から2016年4月までの間に約17%大幅に数字を落とした後、この3ヶ月連続の増加に転じたもの。2012年の平均と比較すると104.9%で、7月の工業生産高は前年同月比0.5%減となった。また、7月の工業分野の稼働率は同0.5%ポイント上昇し75.9%を示したが、この数字は1972年~2015年の長期推移の平均を4.1%ポイント下回っている。
8月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ