ロシアの国営銀行Vnesheconombank(VEB)がシベリアに新たな紙パルプ工場建設プロジェクトへの投資計画を復活させたと、このほど公表したことが分かった。この計画は2008年に起案されたものの、2013年に廃案となっていたもの。同国メディアの報告によれば、計画されている同工場はN材パルプ年産80万トンの生産能力を有することになろうとしている。同銀行は、主要投資家として15億米ドルを出資するだけでなく、同国内や中国の戦略的パートナーからの融資を募る意向としている。既に有力なパートナーとして、最近同様にシベリアのKrasnoyarsk州での新たな紙パルプ工場建設計画を公表した同国製紙メーカー大手のSegezha社の名前もあがっている。
8月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ