フィンランドを本拠とするStora Enso社が、スウェーデンでの段ボール・パッケージ事業に総額660万ユーロを投資する計画であることが分かった。今回の投資の目的は、同国市場での競争力強化と印刷仕上がりの改良および顧客へのサービス向上であるとしている。また、投資の具体的な内訳として、同社Jonkoping工場への高品質印刷機能のある段ボール断裁機の導入、およびSkene工場の断裁システムの小規模改良が含まれている。いずれの工場でも2017年第1四半期より作業を開始し、同年5月に投資行動が実施されるものと見込んでいる。同社関係者によれば、市場では高品質印刷と一体となって効率的に生産されるパッケージへの需要はますます伸びているとしている。
8月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ