EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、6月の欧州コート紙と上質紙の出荷量は前年同月比で再び減少傾向となったことが分かった。6月の欧州コート紙出荷量は前年同月比11.8%大幅減の496,000トン、そのうち欧州域内での出荷量は同13.1%減の390,000トンであったが、欧州域外への輸出量も前年同月から6.7%減の106,000トンであった。一方、6月は上質紙も同9.7%減の604,000トンへ数字を減らし、そのうち欧州域内への出荷量は同9.2%微減の498,000トンと数量を減らしたが、一方、欧州域外輸出向けも同12.4%大きく数字を落として105,000トンとなるなど、6月のコート紙、上質紙出荷量は国内出荷、輸出向けのいずれも前年同月比で下降傾向となった。
8月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ