EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、6月欧州の新聞用紙出荷量は前年同月とほぼ同水準、SC紙出荷量も引き続き回復をみせている。一方、塗工・非塗工中質紙の出荷量は依然として下降傾向となっている。6月の新聞用紙の出荷量は652,000トンで、前年同月と変わらず、そのうち域外輸出向けは前年同月比5.7%増の125,000トンであったが、域内向けでは同1.3%微減の527,000トンであった。一方、SC紙では同6.3%数字を伸ばし308,000トン、そのうち欧州域内での出荷量では同6.6%増の251,000トンだったが、欧州域外輸出向けでは同4.9%増の57,000トンとなった。また、塗工中質紙では合計459,000トンで前年同月比11.4%減、そのうち域外輸出向けは同23.2%大幅減の92,000トン、欧州域内向けでも同7.8%減で368,000トンに終わった。
8月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ