米国Sonocoグループ傘下にありベルギーを本拠とするSonoco-Alcore社は、このほどスイスのMenzingenに位置する同社Caprex紙管工場の永久閉鎖に向け法定交渉をスタートさせたことが分かった。同社ヨーロッパ関係者によると、今回の決断は、現在同社が直面する市場での需要減退および今後の悲観的な予測が直接の要因であるとしており、同工場は同社の中でもコスト増が避けられない小規模工場のひとつで、長期的にこの地で事業継続するには無理があると結論付けたとしている。同工場は主にスイス国内向けに出荷をしてきたが、今後同社のドイツ、イタリア、フランスの各工場からスイス向けに出荷していく。工場の閉鎖は9月末の見込み。
8月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ