スウェーデンを本拠とするMunksjo社のフランスArches工場は、様々な製品用途向けに特殊紙を生産しているが、同工場の主要製品である研磨紙分野に於ける主導的立場の更なる強化、顧客からの需要の高まりからも同工場の生産ラインの改造に踏み切ることとなった。改造後も、同ラインは引き続きこれまで生産してきた化粧原紙と研磨紙いずれの生産も可能であるとしている。改造によって、ラテックス含浸研摩紙などの生産能力増が図られることで、新たな製品用途開発や効率的な生産が可能となってくるとしている。改造工事は二段階で実施される計画で、定期休転となる2017年夏場と年末に予定されている。
9月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ