イタリアTorinoに位置するSonoco Alcore社Cirie製紙工場で、改良を完了したToscotec社製の乾燥工程がこのほど順調に再稼働したことが分かった。抄き幅2,500㎜、設計スピード分速350mの同工場1号機は、高品質紙管用原紙の生産に特化されたラインである。今回の投資プロジェクトの目的は、同ライン上でのいくつかの乾燥工程部分を改造することで、主に生産能力向上、生産効率と乾燥能力の最適化を狙ったものであるとしている。鋳造鉄ドライヤーの代わりに15の新たなTT SteelDryerを設置し、機械駆動部の近代化も同時に行なったもの。同社は世界的な消費者パッケージ、工業製品、保護パッケージの供給者でありサプライチェーン・サービスを行なう米国Sonoco社の傘下にあり、高品質、革新的、価値創造的な紙管ソリューション企業である。
9月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ