タイのUnited Paper社は、同国Prachinburi県の同社Amphur Muang工場に於いて、遅くとも11月までに再生コンテナーボード日産500トン(年産18万トン)の新ラインを稼働させる計画であることが分かった。同社代弁者によれば、同工場の現行生産能力では川下の製函加工業者からの需要の60%しか充足させられない状況である為、新たな2号機導入に向けて投資する刺激を与えられたとしている。現在、同工場は板紙ラインの1号機のみでクラフトライナー、テストライナー、再生中芯など年間11万5千トン生産するにとどまっている。同社は新ラインを台湾のYue Li Machinery社へ発注したが、原料調製システムはAndritz社製、アプローチ・システムはKadant社製となっている。
9月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ