タイのHiang Seng Fiber Container社が進めている、同国Samut Sakorn県に位置する同社工場へ再生コンテナーボード年産27万トンのラインを建設する計画が、大幅に遅れておりその対応に苦慮していることが分かった。同メーカーは当初、中古製紙ラインを5号機として改良し2015年末までに操業を開始する計画であったものの、建設作業は予想以上に時間を要し、稼働が見込めるのは来年という状況になったもの。同社代弁者はこれ以上の情報開示を拒否している。結局、同社は北米からラインを購入し、イタリアのPMT社に改良作業を委託したとしている。同ラインは抄き幅6,200㎜、設計スピードは分速900mで、再生ライナーと中芯を生産する予定。
9月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ