ロシアのSegezhaグループが、2018年に同国Krasnoyarsk州に懸案であったパルプ工場建設の方針を固めたことが分かった。同グループ会長によれば、新工場の生産能力はNBKP年産133万トンとしている。また、この数十億米ドル規模の大プロジェクトのうち30%がインフラ整備関連の経費となる為、本格的な政府支援が求められると語った。現時点では、同工場の具体的な立地は未定となっており、プロジェクト概念の詳細も定められていないとしているが、世界最大の急成長市場である中国が、この工場で生み出される新たな供給源の最も有力な向け先となるであろうとしている。
9月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ